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2019.10.10

コラム

BBCやCNNを英語で字幕なしで理解するには基本の1500語のマスターすることが重要な理由

難しい単語を勉強すれば、BBCやCNNが分かるようになるという神話があります。例えば、英字新聞に載っている記事の中で分からない単語をマーカで印をつけそれを辞書で調べて徹底的に覚えるという学習法などです。しかし、この神話は間違っています。今回は、BBCやCNNを理解するために難しい単語を勉強するよりも先に基本の単語をマスターした方がいい理由を解説します。

難しい単語は全体の5~10%くらいのカバー率しかない

EPSON MFP image

この資料は、単語がどれくらい使われているか、カバーされているかという資料です。例えば、資料の上の数字は1が1000語、2が2000語という意味になります。資料によると、初歩的な単語1000語で平均値で約80パーセント、2000語で約90パーセントを占めています。したがって、理論的に言えば、中学で習う単語をマスターすれば、BBCやCNNの80パーセント以上は理解できるようになるはずです。これに対して、難しい単語は、無限にあります。大人のネイティブスピーカーは、10万語以上知っていると聞いたことがありますが、仮に1000語、2000語のうち40パーセントしか理解できないとするとそれだけで、40パーセントしか理解できないことになってしまいます。たとえば、BBCやCNNのうち2000語で90パーセント理解できるとすると難しい単語は、わずか10パーセントにすぎません。この10パーセントの単語が十万語あるとすると難しい単語をどんなにたくさん知ったとしても10パーセントのうちの数パーセントにすぎません。それなら、2000語をマスターして90パーセント理解することが先決です。
また、The new Longman WordWise DictionaryのINTRODUCTIONでは、2000のキーワードを学べば、言葉の80パーセントを理解することができると述べています。3億語の言葉の中から厳選した2000語で80パーセントになるようです。すなわち、ネイティブスピーカーは、5歳くらいで基本的な2000語をマスターして、その後、これを基礎にして、様々な知識を5歳以降の人生で学んでいきます。その知識量が10万語前後になるのでしょう。

本当に重要なのは、基本の1500語のマスター

重要なのは、基本の1500語~2000語をまず徹底的にマスターすべきです。これが出来ていない段階で難しい単語に手を出しても理解度はあまり上がりません。
逆に基本の1500語をマスターすればするほど理解度は飛躍的に上がります。これはBBCやCNNでも同じです。もちろん基本の1500語の意味を知っているだけでは意味がありません。理解度を上げるためには使いこなせるかどうか、イメージ化できるかどうかが重要になってきます。基本の1500語の使える範囲は上記のデータにもあるように、相当な範囲をカバーしています。英語を習得された方とお話をする機会があるとこの基本の重要性は一致します。そのため、難しい単語を勉強しても徒労に終わってしまいます。また、基本の1500語であっても正しい勉強の仕方で勉強しないと無駄になってしまいます。

今回のまとめ

BBCやCNNに限らず、英語の理解度を上げるためには基本の1500語~2000語の理解度がとても重要です。データにもある通り、基本の1500語~2000語を使う範囲はかなり広いため、この基本の1500語~2000語を使いこなせるようにすることで英語を理解できる範囲も広くなります。理解できているだろうと思い込んで中途半端になっていると、その分英語の理解度はぐっと下がります。なかなか英語の理解度が上がらない、BBCやCNNがなかなか理解できない方は一度基本の1500語~2000語が本当に使いこなせているかどうか見直してみてください。