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2019.10.09

コラム

映画を教材にして英語を学習する利点と欠点

英語の学習で、自分の好きな映画を教材にして英語を学習している方も多いと思います。映画は、音だけでなく映像もあるため、よりリアルに英語の世界を体験することができます。では、映画を教材にして英語を学習することはどういう効果があるのでしょうか。今回は、映画で英語を学習する利点と欠点を解説します。

映画を教材にして英語を勉強すること

英語の字幕なしで映画を見ることができるようになることは、かなり難しいことです。その理由は、次のことです。
第1にニュースのようにキャスターが正確に文章をしゃべってくれません。すなわち、セリフである文章が誰でも分かるようになっていないのです。
第2に発音を正確にしゃべってくれません。ニュースでは、ほぼ正確に誰でも分かるように完璧に発音してくれます。当然、キャスターは、そのように訓練されていますが、役者は、もっぱらしゃべり言葉をセリフとして言っていますので、キャスターのようにはしゃべってくれません。
第3にしゃべり言葉の独特の言い回しがあり、それを私たちは理解できないことがあります。
このような理由から、映画を観ることは、ニュースを聞くよりも難しく感じます。

映画を教材にして英語を勉強することの利点

映画を教材にする英語の学習方法は、主にセリフを覚えるという学習方法でしょう。例えば、字幕を見ることなくセリフを書き取る。何度も何度も観まくるなどでしょうか。ここで、気を付けなければならないのは、字幕が必ずしも、言っていることと一致しないことがあります。この方法では、発音を聞き取ることを鍛えられます。また、興味のある内容であれば、飽きることなく行うことができます。ある方は、1本の映画を覚えるほど聞き、また、セリフもほぼ完璧にいうことができた方がいました。かなり発音もよく、聞くこともできている人がいて、これを行うことはそれなりに意味があるのだと思います。

映画を教材にして英語を勉強することの欠点

映画を教材にして英語を勉強することについては欠点が2つ考えられます。
1つ目は、映画の内容によっては中にその映画についての特殊な言葉が多く使われていることがあります。そのため、映画のセリフが日常会話ですぐ使えるものばかりではないという点です。
2つ目は、これだけを行っても、応用が利かないことです。映画の中に出てくる文章については、対応できるのですが、普段の日常会話では同じ文章などありえません。
そのため、実際の会話に応用しようとしても会話ではほとんど使えません。その意味では、かなり1500語の基礎的な単語がかなり使えるようになってから、その語彙を増やすことや、ナチュラルな英語になれようとして何本もみることについては、意味があるかもしれません。しかし、そのときでも、その中に出てくる単語を拾い出して、それを辞書で調べて、その典型的な使い方を覚える必要があります。

映画よりも先に日常会話で良く使われる基本の1500語を学習した方がいい

以上のように、映画で英語を学習することには難しい面があります。そのため、私たちは、先に日常会話で良く使う基本の1500語を学習してから映画などに挑戦することをお勧めしています。

今回のまとめ

映画は、発音を聞き取ることや好きな映画のセリフを学ぶことでセリフに沿った内容の英語であれば理解できるようになります。しかし、映画ならではの特殊性やセリフがナチュラルなフレーズが多い点など実際に日常会話で応用できるかどうかについてはかなり難しい面があります。そのため、先に日常会話で良く使う基本の1500語を学習して使えるようになったうえで映画などに挑戦することをお勧めします。